『満月の夜』を観た。

昨日に引き続き、角川シネマ有楽町の特集上映ロメールと女たちで『満月の夜』を鑑賞。『緑の光線』や『友だちの恋人』ほどじゃないけど、繰り返し観てる映画で3,4回は映画館で観てる。

20代の頃、レンタルで観たときは良さがよくわからなかった。それが、数年前に映画館で観たら好きな映画になった。

映画を再見するたびに感じるのは、人間っていうのは(自分だけかもしれないけど)、忘れてしまうものなんだなということ。以前に観たことがある映画でも再び観ていると「あれ、こんな場面あったけ?」ってなることがよくある。今日の『満月の夜』でも完全に記憶から落ちてるシーンがあった。映画にかぎらず、小説でもマンガでも端から忘れていくようなところがあるので、おかげで繰り返し観たり読んだりしても新鮮な気持ちで愉しむことができる。

飯田橋のアンスティチュ・フランセでは、『暗くなるまでこの恋を』と『甘い罠』が上映されてたけど、寝不足気味だったので、見終わった後はまっすぐ家に帰った。

帰宅してから、今日からシネマヴェーラで小西康陽さんセレクトの特集上映が始まってるのを知った。来週末からだと勘違いしてた。今週は観に行きたい映画がたくさんあって悩ましい。