いつか見たいドラマ ー 『小春日和/インディアン・サマー』(原作:金井美恵子)

以前に片岡義男原作のテレビドラマ『ハートブレイクなんてへっちゃら』をもう一度見たいと書きました。今回はもう一度ではなく、いつか見てみたいと思っているテレビドラマについて書きます。

金井美恵子の目白シリーズは大好きな小説で、なかでも『小春日和/インディアン・サマー 』が一番好きです。

数年前にこの作品が90年に前田陽一監督で二時間もののテレビドラマになっていたのを知りました。桃子役はつみきみほ、桃子のおばさん(金井美恵子を連想させる小説家)役を大原麗子、花子は仁科扶紀という女優が演じているそうです。

ネットで紹介されていて、特に見たくなったのは以下のシーン

原稿依頼があって、上機嫌になった彼女が、桃子の前で「抜けるもんなら、抜いてみな、斬れるもんなら、斬ってみな、さあ、さあ、さあ、さあ、さあ」と美空ひばりの「関東春雨傘」を、身振りを交えながら、歌い出すシーン

前田陽一の幻のテレビドラマ『小春日和/インディアンサマー』 - 高崎俊夫の映画アット・ランダム

原作には、桃子のおばさんが上機嫌になって美空ひばりを歌い出す場面というのはないのですが、これは、見たい気持ちにさせます。数少ないネット情報で見たかぎりでは、ドラマの出来については賛否両論のようですが、キャスティングも含めて、期待していい気がします。

ごくたまに、CSとかで放送されることもあるようですし、過去にはアテネフランセで上映されたこともあるそうなので、あきらめずに待っていればいつか見ることができるかもしれません。