『シビル・ウォー - キャプテン・アメリカ』 - ほのぼのとしたファミリードラマを観るような安心感

『シビル・ウォー - キャプテン・アメリカ』を観てきました@TOHOシネマズ六本木。
 
「キャプテン・アメリカ」とついてますが、ほとんど「アベンジャーズ」です。わたしは、「アベンジャーズ」シリーズが好きで、ファミリードラマのノリで楽しんでいます。お互いに喧嘩していても根っこでは強い信頼で結ばれてるのがわかっているので、安心して観ることができます。仲間内でイチャイチャしてるのを楽しんでいる感覚です。
 
シリーズを追うごとにスカーレット・ジョハンソン演じるブラック・ウィドウが面倒見のいいおふくろさん化してるのにも笑ってしまいます。
 
もちろん、派手なアクション満載のヒーロー・ムービーとしての魅力も忘れていません。今作でもヒーローが敵味方に分かれて一騎打ちという、みんなが観たかった場面をストレートに観せてくれます。マーベル映画の作り手は、ここぞというツボを心得てる!
 
前作の『キャプテン・アメリカ - ウィンター・ソルジャー』、『アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン』がかなりシリアスに傾いていたので、『シビル・ウォー』でもシリアスに寄り過ぎるんじゃないかと心配してましたが、アントマンやスパイダーマン(予告編で登場してるからネタバレになりませんよね?)がコメディリリーフになってくれて、アベンジャーズの魅力のひとつであるオフビートなギャグも健在で嬉しかったです。
 
ただ、ロバート・ダウニーJr演じるトニー・スターク社長はギャグを封印。Tシャツも着ないで、ずっとスーツ姿でした。トニー・スタークの減らず口のファンとしては残念でしたが、『エイジ・オブ・ウルトロン』での責任を感じての今回の役回りなので仕方ないですね。
 
上映前から「若い」、「美人すぎる」とネットで話題になっていたマリサ・トメイ演じるメイおばさんは、たしかに若くて美人でした。わたしはマリサ・トメイ好きなので、彼女がメイおばさんを演じるのは大歓迎です。
 
『シビル・ウォー 』を見終わったばかりですが、2017年公開のスパイダーマンが今から楽しみです。